ipadとクラウド事始め
和医大耳鼻科にipadが導入されるようになったので、これまで平岡が使用してきて、有用と思われるツールやリンクを少し紹介します。他の方法で共有すべき物があればコメント等お願いします.ipad2の日本デビューは少し遅れますので、ipadのマニュアルはもう少し寿命を延ばしそうです.
平岡はもともとmacユーザではないので、mobile.meやiWorksは入れていません.Windowsユーザ、Androidユーザがipadを使用するという前提で見てください.アプリはAppleStoreでアカウントを作って購入、ダウンロードしてください。詳細は雑誌等参照ください。
基本的にipadは、
1.電子書籍閲覧
2.ちょっとしたメモ(講演会メモなど)
3.twitter, facebookなどのSocial Network Service閲覧、発信
4.google readerなどのニュース、雑誌閲覧
5.メール、website閲覧、カレンダー、スケジュール管理
6.その他(ゲームなど)
という使い方をしています(頻度順).
おそらく、GoodReader, DropBox, Evernoteは、必須と思われます。
5.メール、website閲覧、カレンダー、スケジュール管理
私はGoogleのツールをベースにしています.さまざまなプロバイダのメールもGmailに転送して一括管理するようになりました.海外でも便利だと思います.
iPadを入手したらまず行うべき「GoogleExchangeとの同期」設定方法
これが一番便利です。この設定をしておくと、gmailがほぼリアルタイムに降りてくるようになり、カレンダーもGoogleカレンダーと一致してくれます。連絡先など、基本的なツールがクラウド化し、Windows, macなど端末を選ばずに同じデータにアクセスできるようになり便利だと思います.
最初は、スケジュール管理に”さいすけ”など入れていましたが、この方法をとることでシンプルになりました。ipadは日本語環境は脆弱で辞書も弱いです.データの入力や校正は最小限にして他のPCなどで本格的な調整をする方がストレスは少ないと思います.
1.電子書籍閲覧
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が基本です.amazonのkindleなどもアプリとして使えますが、日本語環境では電子書籍閲覧に、これ以上に便利な物はないようです。iTunes経由でPDFファイルを導入したら、本棚に登録し整理しましょう。本棚の名称も変更できます。
適宜、DropBoxフォルダや、FTPも使用すると幅が広がります.
学会雑誌や教科書などのページ数の多い物はこれで、数ページの論文などは他のツール(Good Readerなど)の方が便利かと思います.
2.ちょっとしたメモ(講演会メモなど)
紙ベースで効率よくデータ管理出来ている先生は不要な項目です。私は学会やちょっとした講演会などで、レポート用紙などその場にあるものにメモをすることが多いのですが、ほとんど見直しません。改善したくて、メモは、極力、
に指で書くようにしています。
メモを取る時に大事なのは、入力スピードだと思います。起動が早いipadには、手書き入力のサポートが多くあります。このアプリは下線に沿って、指で一行づつ手書きして文章が入力出来、ページの仕上がりも整然としています。PDFで出力できます。
タイムスタンプも重宝します。実験ノートなどちょっとしたメモを時刻とともに記述できます。
メモが作成できたら、EverNoteへ出力し、ファイル名、タグ付けをしておくと、あとで検索できます。
手書き文字認識の世界もキラーアプリが出て来ました。
これは、教授がよく使われています。手書き文字認識の精度が高く、後から変換など、今後も発展が期待できるアプリと話題です。
以後、ipadとクラウド事始め2 へ続きます.