右舌癌T2N1aM0:医大カンファ
舌縁の腫瘍外側端から口腔底にどの程度進展があるかで、外側の切除範囲を決める。下歯肉の粘膜断端が縫合しにくいとしても、安全域が十分取れれば、QOLを考慮し、臼歯の抜歯はなるべく行わない。歯肉内側の粘膜断端と前腕皮弁の縫合が難しいときは、歯槽骨をドリルし、縫合糸をマットレスとして外側まで回して固定、あるいは外側の軟部組織とアンカーする。
口腔底進展があり、安全域が歯肉粘膜に及ぶ場合、抜歯の上、下顎骨辺縁切除のうえ、外側歯肉粘膜断端と皮弁を縫合、固定する。
舌縁の腫瘍外側端から口腔底にどの程度進展があるかで、外側の切除範囲を決める。下歯肉の粘膜断端が縫合しにくいとしても、安全域が十分取れれば、QOLを考慮し、臼歯の抜歯はなるべく行わない。歯肉内側の粘膜断端と前腕皮弁の縫合が難しいときは、歯槽骨をドリルし、縫合糸をマットレスとして外側まで回して固定、あるいは外側の軟部組織とアンカーする。
口腔底進展があり、安全域が歯肉粘膜に及ぶ場合、抜歯の上、下顎骨辺縁切除のうえ、外側歯肉粘膜断端と皮弁を縫合、固定する。