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orl.wakayama-med 2.0

和歌山県立医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

7価肺炎球菌結合型ワクチンの発売

「ワイス株式会社は、2009年10月16日、7価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名:プレベナー水性懸濁皮下注)の製造販売承認を取得いたしました。今後、検定などの諸手続きを経てからの販売になり、2010年春までの発売開始を予定」
http://www.prevenar.jp/qa/index.html

「23価肺炎球菌多糖体ワクチンと何が違うのですか?

23価肺炎球菌多糖体ワクチンは23個の血清型の莢膜(肺炎球菌を覆う糖の膜)多糖体を含むワクチンで、おもに高齢者を対象とした接種が推奨されています。23価肺炎球菌多糖体ワクチンは多糖体ワクチンであり、B細胞に働きかけて抗体を産生します。B細胞系の免疫が発達していない2歳未満の小児ではこのワクチンを接種しても十分な抗体価が得られません。
7価肺炎球菌結合型ワクチンは、7つの血清型の莢膜それぞれにキャリア蛋白を結合させた結合型ワクチンです。このように結合型ワクチンとすることで、2歳未満の小児にも有効なT細胞依存性の免疫反応を惹起することができます。」